アナウンス試験を続ける上で大切にしていたことは、「なにがなんでも諦めない精神」でした。厳しい道のりではありますが、最後まで共に頑張ったセイの仲間は、今、同じ業界で仕事をしています。日々の仕事をしていく中で、ふとセイで過ごした日々のことを思い出すことがあります。アナウンス技術に関わることだけでなく、放送業界で働くために必要な知識や常識について学んだことは、すべて今の仕事に生きています。私は今、長崎の夕方の番組でキャスターをしています。中継やリポートも担当します。時には、取材や編集もします。慣れない環境ではありますが、充実した毎日にやりがいを感じています。自分ひとりで叶えた夢ではなく、支えてくれた仲間や家族、そして事務局の方々と掴んだ結果だと思うと、より一層身が引き締まる思いがします。アナウンサーになりたいと本気で思っている人は、諦めない人だと思います。もう諦めてしまおうかと嘆いた日々も、今思い返せば、いい思い出です。自分らしさを忘れずに臨めば、きっと自分に合った道が開けてくるものだと思います。感謝の気持ちを忘れずに、ポジティブに突き進んでください!結果は、きっと、ついてきます。
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